整形外科診療

Orthopedic

Orthopedic Surgery

大人からお子様まで骨折や打撲などの外傷、肩・膝・首・腰などの痛みや違和感といった整形外科一般診療、スポーツによるケガの診療が可能です。

整形外科の診断、治療は、「なぜ、その症状が起こっているか?」「自分のどの部分が問題なのか」を患者さんが理解することで治療が初まると考えております。

当院では、患者さんが自分の問題を理解することに重点を置くため丁寧な説明を心がけております。

肩関節は、当院でも力を入れて治療を行なっている疾患の一つです。

肩関節は、人間最大の可動域を持つ関節であり、同時に骨性の安定性がないことから、靭帯組織や関節包、関節唇などの軟部組織で安定化を図っている関節です。 そのため、骨性に安定性を得ている股関節などとは違い、安定性を損ない易く痛み易い関節とも言えます。 肩関節の正確な診断は従来難しいと言われていましたが、近年診察技術の進歩や、超音波技術、MRIなどの画像の進歩により飛躍的に向上しました。 従来、「医者もよくわからない関節」の代表格で全て「五十肩」と言われる肩関節周囲炎という診断名で、注射や外用処方のみが行われてきました。

肩関節は、前述した通り、軟部組織性に安定性を獲得している関節のため、加齢などによる筋力低下で、正常な動作が難しくなり様々な病態を来たします。 特に困っている患者さんが多い「五十肩」の病態として、中高年の肩甲骨周囲筋力の低下や腱板の機能低下、肩甲骨位置異常により肩関節の「求心位」がうまく保てず、肩関節が本来の動きとは違う動きをすることで色々な障害を来すと考えております。   当院の「五十肩」の治療の軸は3本柱と考えており 1:今、痛いことをどう治すか 2:なぜ痛くなったのか? 3:拘縮がある場合は拘縮の改善 この柱を軸に、各種治療や理学療法士による運動療法を行って参ります。   肩関節疾患や五十肩で最も重要なことはリハビリテーションです。 当院では、詳細な診察を元に患者さんの問題点を挙げ、それに合わせた理学療法を行います。 また、手術が必要だと判断した患者さんには、可及的速やかに適切な手術ができる施設へご紹介いたします。

四十肩・五十肩

四十肩・五十肩は、「肩関節周囲炎」のことで肩関節の周囲に起こる炎症のことを言います。整形外科的な診断がつかず、これといった原因は解明されておりません。中高年に多く起こることから、年齢を重ねたことによって体が弱ってくる「老化によるもの」とされることが多いようです。 肩の関節、関節周囲の靱帯・筋・腱・関節包などが、炎症や拘縮を起こし、肩周辺の痛みを増強させます。
症状 四十肩・五十肩になると、途中で激しい痛みを感じるので、横から腕を上に上げようとしても上がらず、肩が思うように動かせなくなります。 もう一つ特徴的なこととして、夜中になると肩の痛みがひどくなるといった症状が挙げられます。痛みで夜も眠れなくなることもでてきます。
治療 痛みを我慢せず、症状が現れてから数日~1週間程経過しても症状が改善しない場合は、診察を受けるようにしましょう。 痛みは1年~1年半位は続くことがありますが、必ず良くなる病気です。運動療法を中心に根気よく治療を続けましょう。

野球肩(水泳肩)

野球肩、水泳肩とは、肩に力がかかるスポーツ(投球、投てきや水泳、バレーボール、テニスなど)で使いすぎにより肩痛を来す症状です。 原因は一概には言えませんが、一般的には使いすぎによるものとフォームが悪いなどといった使い方の問題によるものと考えられています。
症状 上手く腕を伸ばせない、腕を前に伸ばすと痛みを感じる。 ひどくなると日常的に上腕や肩が痛いといった症状が出てきます。
治療 即手術となることは稀です。軽度であれば、アイシングやストレッチを中心として経過を追っていきます。明らかな組織の損傷があり、重度の場合には手術となります。

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